よくあるご質問

FAQ

ここでは、弊社がご提供している各種CAD用全文検索製品の仕組みを解説しています。

Windows Searchとは

弊社のCAD用全文検索製品は全て、Windows Searchという全文検索を高速に実行するサービスを利用しています。
Windows SearchはWindows Server 上で利用可能なサービスで、エクスプローラの「検索」においても利用されています。

Windows Searchは常にディスクを監視し、ファイルが新規に作成されると、ファイルから情報(文字やプロパティ等)を取り出し、カタログと呼ばれる単位でインデックス(データベース)を作成します。
また、ファイルが更新、削除された時も自動的にインデックスが更新されます。

これらの作業は全てバックグランドで自動的に実行される為、使用者は何も操作する必要は無く、画面にも何も表示されません。

尚、インデックスの更新はコンピュータの稼働率が低い時に実行されますので、CADの操作中等には更新までに時間がかかる場合があります。

なぜ検索が高速なのか

弊社のCAD用全文検索製品は全て、Windows Searchを利用して全文検索を実行しています。
この為、検索の度にファイルをひとつずつ読み込んで検索することなく、事前に作成してあるインデックス(データベース)を参照して検索をする為、高速となります。

検索対象となるファイルの種類

Windows Server で利用可能なWindows Searchでは、以下のファイルに対して検索が可能です。

  • HTML
  • テキストファイル
  • Microsoft Office95 以降のOfficeのファイル

また、各社のホームページより 「IFilter」 をダウンロードすることにより以下のファイルに対しても検索が可能となります。

  • Visio
  • 一太郎
  • PDF
  • DocuWorks
  • OASYS

さらに、弊社の「CAD用IFilter」を インストールして頂くことにより以下のCADファイルに対しても検索が可能となります。

  • AutoCAD (DWG,DXFファイル)

CAD図面で検索対象となる文字

弊社の「CAD用IFilter」で検索対象となる文字は以下の通りです。

  • AutoCAD ”TEXT”コマンドで作成した文字
    ”MTEXT”コマンドで作成した文字
    ブロック属性

思った文字で検索されない

Windows Searchではファイルから抽出した文字情報を解析し、検索に不必要と思われる文字を削除し、さらに単語に分解してインデックス(データベース)に登録します。
従って、この処理において人間が考えるのとは違った単位で単語に分解する場合があります。
この場合には、検索キーワードを「スピンドル*」等 *で補ってやるとうまく検索できる場合があります。
また、「承 認 図」のように図面上に全角スペース入りで文字が記入されている場合には、検索キーワードも全角スペース入りで入力する必要があります。

製品に関するお問い合わせはお問い合わせページよりご連絡ください。